認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

車椅子で病院に行くときは介護保険タクシーが便利

母が自立して歩ける頃は、病院に行くのはバスや普通のタクシーを利用していました。
最近は長い距離を歩くのが困難になり、車椅子でなければ無理な状況に。
どうすればいいかケアマネージャーに相談すると「介護保険タクシーなら、車椅子に乗ったままで病院まで送り迎えできますよ

 

車椅子のままお客さんを乗せて走る介護タクシーをたまに見ますが、介護保険適用の介護保険タクシーというのがあるんです。
介護保険制度には様々な問題点があるものの、昔に比べれば随分と介護が楽になっているんだと思います。
介護保険タクシーもその一つ。

 

病院に行くときは介護保険タクシーが便利

 

いわゆる介護タクシーには「介護保険タクシー」と「福祉タクシー」の2種類があります。

介護保険タクシー

  • デイサービスなどと同様、介護保険事業者が運営している
  • 利用者は要介護者等であること
  • 送迎は病院や市役所などに限られる
  • 乗車までの介助、降車後の介助もサービスに含む
  • 運転手は介護職員初任者研修を保有

 

福祉タクシー介護タクシー

  • 車椅子で乗れるタクシー
  • 介護保険の適用外
  • 乗降の介助はサービスに含まれない
  • 目的地に制限はない

 

介護保険タクシーと福祉タクシーの違い、介護保険タクシーの利用範囲などは下記のサイトが分かりやすいです。

 介護保険タクシーを利用するには、あらかじめ介護保険タクシーの事業者と契約します。
そして病院などに行く日に介護保険タクシーが利用できるよう、ケアマネージャーにケアプランに入れてもらいます。
マンションの玄関まで送り迎え可能ですし、運転手は介護職員初任者研修の資格を持っているから安心です。

 

介護保険タクシーの利用にはいくつか条件がありますので、ケアマネージャーに相談するのがいいですね。

 

母が自宅から1kmほどの病院へ行くのに、自己負担額は往復で1,400円くらい。
車椅子ごと乗れますし、私も同乗して病院に行けます。
便利ですね。
カーブもゆっくり曲がったりして、運転も超丁寧です。
車椅子で移動するのに、介護保険タクシーは必須の交通手段ですね。