玄関のポールハンガーは手すりにもなるしハンガーにもなるし便利
玄関は靴を脱いだり履いたり、立ったり座ったりと、足腰に負担がかかり転倒したりする危険性もある場所です。
足腰が弱っていなくても、靴を脱いだり履いたりする時に手すりがあると安心安全。
介護が必要な方ならなおさらです。
ところがなかなか思うところに手すりを取り付けられないことも。
賃貸住宅の場合は大家さんに許可を得たり、退去時は現状回復しなければならなかったりと、けっこう制約があるものです。
以前介護用の仮設の手すり(突っ張り棒型手すり)を取り付けたことがあります。
これが、イマイチ。
突っ張り式の柱のため、天井と床には大きめの補強板が付く構造になっており、これが邪魔に。
そこで、突っ張り式のポールハンガーを流用してみようかと。
なるべく頑丈で、ポールの直径が大きく握りやすいもの。
取り外しが容易で、邪魔な補強板とかがないもの。
選んだのが「ワンタッチ式突っ張りポールハンガー」
全体写真の右下にちょこっと見えているは、玄関の上がり框に設置したスロープです。
突っ張り棒の巨大なやつみたいな。
色もダークブラウンとホワイトの2種類あります。
多くのポールハンガーはポールの直径が小さいのですが、このポールハンガーの直径は約4cmと、握りやすい太さです。
おまけに自在フックにコートなんかもかけられます。(っていうかハンガーですから)
手で押し上げるだけなのでなかなか強く突っ張れませんが、ガッチリ掴んで思いっきり上に押し上げて突っ張らせました。
揺するとカタカタいったり少したわんだりしますが、けっこう丈夫です。
アマゾンのレビューを見ると、「設置した翌朝突然倒れ、テレビが破損した」なんていう悲惨な目にあったかたもいらっしゃるので、安全に注意して設置したいものです。
滑り止めのマットを挟めば、より安全かもしれません。
滑り止めのテープタイプは粘着剤が残りやすいので、シリコン製がいいと思います。
これを手すりとして使うのは本来の使用方法ではないのでおすすめはできませんが、我が家では私が、玄関で靴を脱いだりする時に使っています。
私が買って私が取り付けたので、万一ポールハンガーが転倒しても自業自得、因果応報の自己責任。
誰にも文句は言いません。はい。
介護用品の突っ張り棒型手すりはこんな感じです。
高齢者が使うなら、やっぱりこっちのほうが安全ですかね。