認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

介護椅子の脚を切断して座面の高さ調整 肘掛にはバスタオル巻いて

リビンクで使う介護椅子は、テレビを見たり食事をしたりと、家にる時の大半の時間を過ごす場所です。
だからなるべく座り心地の良い椅子にしたいですね。

立つ時の支えになる、また座っている時に姿勢をサポートする肘掛付きの椅子がいいですね。
お尻が痛くならないよう、座面にクッションも敷きます。

普通はこれで十分かと思いますが、今回次の2点の改善をしました。

介護椅子

 

介護椅子の脚を切断して座面の高さ調整

体にあった椅子の座面高さというのがあります。
座面が高いと脚の血行が悪くなったり、正しい姿勢をとりにくくなります。

人間工学に基づいた計算式は 座面の高さ=下腿長-1cm だそうです。

 

身長を入力すると、適切な座面高と適切な机の高さを計算してくれます

これによると、現在の座面の高さはちょっと高すぎる。
のこぎりで椅子の脚を3cm切断しました。

いい感じです。
座面が斜めになることもなく、ガタつきもありません

かかとが床について、脚が痺れることも無くなりそうです。

 

介護椅子の肘掛にはバスタオル巻いて姿勢をサポート

筋力が弱ってきたせいか、椅子に座っていても上半身が斜めに傾いてしまうことがあります。
また、母は小柄な方なので、体と肘掛の間に隙間ができます。

体を支えるクッションも販売していますが、ここでちょっと一捻り。
とりあえず肘掛にバスタオルをぐるぐる巻きにしてみました。

100円ショップで買ったバンドで巻いたバスタオルを固定して、激安のアームレストパッド(見た目より機能重視タイプ)の出来上がり。
体と肘掛の間の隙間が減少していい感じです。

 

介護椅子写真

 

背もたれにもクッションを当て、座面には万一失禁しても座面が汚れないよう介護シートを敷いて、足にはカバーを履かせて。
座面の高さを調整して肘掛にバスタオルを巻いた介護椅子、認知症の母は何もいませんが、気持ち良く座っていると思いたいです。

 

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