しゃべる人形を使ったドールセラピーは認知症に効果がある?
しゃべる人形やロボットが認知症の改善に効果があると、よくニュースなどでやっています。
おばあちゃんがニコニコしながらぬいぐるみに話しかけたり。
触りごごちが良かったり。
赤ちゃんの人形と触れ合うことで、「世話をしてあげたい」とか「可愛がりたい」という感情を蘇らせる手法で、ドールセラピーというようです。
「試しに買ってみようかな」と思って調べたら、だいたい万円単位。
買って効果があるんなら惜しくありませんが、全然見向きもしないんじゃもったいない。
安いやつを買って、ドールセラピーを試してみることに。
- ジャンル: キッズ・ベビー・マタニティ > キッズ > その他
- ショップ: ユキミ家具
- 価格: 1,580円
この「こえマネ わんちゃん」は、人がしゃべった声を録音して、オウム返しに話すというもの。
お年寄りにも人気のしゃべるぬいぐるみです。
「こんにちは」と話しかければ「こんにちは」とオウム返し。
「今日は何して遊ぼうか?」とたずねても「今日は何して遊ぼうか?」とたずねかえされます。
あんまり長い言葉は覚えきれません。
認知症の母とご対面~
自分:「こんにちは」
こえマネ わんちゃん:「こんにちは」
母:「・・・」
自分:「今日はいい天気ですね」
こえマネ わんちゃん:「今日はいい天気ですね」
母:「・・・」
母はしゃべるぬいぐるみを不思議そうに見ているだけでした。
早々に押入れ行きとなりました。残念。
要介護5の母には合わなかったようです。
あるいはドールセラピーというくらいですから、人形ならば少しは認知症の人にも効果があったかもしれません。