認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

しゃべる人形を使ったドールセラピーは認知症に効果がある?

しゃべる人形やロボットが認知症の改善に効果があると、よくニュースなどでやっています。
おばあちゃんがニコニコしながらぬいぐるみに話しかけたり。
触りごごちが良かったり。
赤ちゃんの人形と触れ合うことで、「世話をしてあげたい」とか「可愛がりたい」という感情を蘇らせる手法で、ドールセラピーというようです。



 「試しに買ってみようかな」と思って調べたら、だいたい万円単位。
買って効果があるんなら惜しくありませんが、全然見向きもしないんじゃもったいない。

安いやつを買って、ドールセラピーを試してみることに

 この「こえマネ わんちゃん」は、人がしゃべった声を録音して、オウム返しに話すというもの。
お年寄りにも人気のしゃべるぬいぐるみです。

「こんにちは」と話しかければ「こんにちは」とオウム返し。
「今日は何して遊ぼうか?」とたずねても「今日は何して遊ぼうか?」とたずねかえされます。
あんまり長い言葉は覚えきれません。

 

認知症の母とご対面~

自分:「こんにちは」
こえマネ わんちゃん:「こんにちは」
母:「・・・」

自分:「今日はいい天気ですね」
こえマネ わんちゃん:「今日はいい天気ですね」
母:「・・・」

 

母はしゃべるぬいぐるみを不思議そうに見ているだけでした。
早々に押入れ行きとなりました。残念。

要介護5の母には合わなかったようです。
あるいはドールセラピーというくらいですから、人形ならば少しは認知症の人にも効果があったかもしれません。