認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

最後まで飲める介護用コップ 紙コップで代用も可能

母は自分でコップをつかんで飲み物を飲むことが難しいようです。
コップにストローをさして飲ませたり、
私がコップを持って、口につけて飲ませたり、
飲むのを嫌がる時は、スプーンでお茶を飲ませたり。
まあ、いろいろですが、一番多いのはコップを口につけて飲ませるやり方です。

 

コップを口につけて飲ませる時、母はあまり顔を上に向けません。
すると、どうしてもコップの中にお茶が残ります。
また、コップの中身を飲み干そうとして顔を上に向けると、気道に水が入ってむせたりします。
だからあんまり顔を上に向けないのはいいんですが、コップの中にお茶が残ります。

たいして残るわけじゃないので問題ないのですが、それでももったいない気も。

 

最後まで飲める介護用コップ 紙コップで代用も可能

 

介護用のコップがあって、様々なケースに対応できるようになっています。
母のように、コップで水を飲ませる場合には、コップの内側に傾斜が付いているものがいいですね。
無理にコップを傾けたり、あるいは顔を上に向けなくても最後まで飲み干せます。
透明だと飲んでいる時の口元が見えるので、なお良いです。

 

また、コップの片側が切ったようになっていて、鼻が当たらないよう工夫されたコップもあります。
それぞれのケースに合わせて選ぶと良いでしょう。

 

何れにしても介護用品は価格が高めな気がします。
需要が限られていると言われれば、そのような気もしますが。

 

最後まで飲める介護用コップ 紙コップで代用も可能

 

もっと安上がりに済ませたい場合、あるいは介護コップの代用に、紙コップを利用できます。
紙コップの片側をハサミで少し切り取っちゃいましよう。
コップが鼻に当たらず、顔を上に向けなくても最後まで飲めます。