最後まで飲める介護用コップ 紙コップで代用も可能
母は自分でコップをつかんで飲み物を飲むことが難しいようです。
コップにストローをさして飲ませたり、
私がコップを持って、口につけて飲ませたり、
飲むのを嫌がる時は、スプーンでお茶を飲ませたり。
まあ、いろいろですが、一番多いのはコップを口につけて飲ませるやり方です。
コップを口につけて飲ませる時、母はあまり顔を上に向けません。
すると、どうしてもコップの中にお茶が残ります。
また、コップの中身を飲み干そうとして顔を上に向けると、気道に水が入ってむせたりします。
だからあんまり顔を上に向けないのはいいんですが、コップの中にお茶が残ります。
たいして残るわけじゃないので問題ないのですが、それでももったいない気も。
介護用のコップがあって、様々なケースに対応できるようになっています。
母のように、コップで水を飲ませる場合には、コップの内側に傾斜が付いているものがいいですね。
無理にコップを傾けたり、あるいは顔を上に向けなくても最後まで飲み干せます。
透明だと飲んでいる時の口元が見えるので、なお良いです。
また、コップの片側が切ったようになっていて、鼻が当たらないよう工夫されたコップもあります。
それぞれのケースに合わせて選ぶと良いでしょう。
何れにしても介護用品は価格が高めな気がします。
需要が限られていると言われれば、そのような気もしますが。
もっと安上がりに済ませたい場合、あるいは介護コップの代用に、紙コップを利用できます。
紙コップの片側をハサミで少し切り取っちゃいましよう。
コップが鼻に当たらず、顔を上に向けなくても最後まで飲めます。