認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

フィルムミラーの姿見鏡は割れないし超軽量で取り付けも簡単

玄関に姿見鏡があると、出かける前の服装チェックにいいですね。

むかし、まだ認知症の初期の頃、出かける前に母も姿見鏡で服装などをチェックしていました。
認知症が進んだ母は鏡を見て、機嫌がいいときはニコニコ、機嫌が悪いときは「違う」と言ってました。
多分「姿見鏡に映る自分の姿が、自分の思っている姿と違う」ということではないかと。
気持ちは女子小学生なのかもしれません。

 

フィルムミラーは割れないし超軽量な姿見鏡

 

認知症になると鏡に向かって話しかけたりする「鏡像現象(鏡像反応)」という症状が出ることがあるようです。
母には「鏡像現象」は起きていないのですが、中には鏡の中の自分に向かって怒りだす人も。
鏡じゃなく窓ガラスに映った自分を見て、「鏡像現象」が起きることもあるようです。
そんなときは、鏡にカバーをかけて隠したり、窓にカーテンを引いたりして対応します。

 

もし軽くて割れない姿見鏡があれば、隠すも簡単。
それに万一大きな地震で姿見鏡が倒れたりしても、割れなければ安全です。

 

鏡像現象(鏡像反応)については、下記が参考になります。

 

あるんです、割れない鏡。
おまけに超軽量なんです。
フィルムミラー(グラスレスミラー)というもので、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着させて鏡面にしたものです。
スポーツジムなどにある巨大な鏡は、フィルムミラーのようです。

 

姿見鏡サイズでも超軽量、片手でラクラク持てます。だから取り付けも簡単。
倒れてもガラスの鏡みたいに割れたりしないから安全です。
でもフィルムなので傷がつきやすい。ガラスの鏡みたいに丈夫じゃありませんし、指で押すと凹みます。

 

幅600mm 高さ1500mmのフィルムミラーの姿見鏡を買い、玄関に取り付けました。
玄関の扉を開けた正面に鏡を置くのは、風水的に良くないようなので、側面の壁に引っ掛けました。
ドアを開けたら自分の顔が見えてびっくりしますもんね。

 

私は、出かける前に身だしなみを整えるのに使ってます。
認知症の母はたまに姿見鏡を見て「違う」と言ってます。